皆さんこんにちは。
2020年、いかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナをきっかけにして働き方や生活スタイルが大きく変わり今までの社会のあり方というものを見つめ直すタイミングになっていると思います。
このコロナ禍のだからこそおすすめしたい本を紹介したいと思います。
インフルエンザパンデミック
新型コロナウイルスは突如として現れWHOもパンデミックを表明しました。
人類の歴史を見るとウイルスによるパンデミックは何度か起きており、今も毎年流行するインフルエンザも2009年にはパンデミックとして騒がれていたこともあります。
本書はウイルスがどのように変異をして人間に感染するのかという内容が書かれています。新型コロナウイルスにも共通する点もありウイルスについての基礎知識を身につけたい方におすすめの一冊だと思います。
基礎知識と言いつつも、なかなか専門的な内容だな~と感じましたが自然科学とかに興味のある人には面白い内容だと思います。
ちなみにウイルスは生命の進化と生物の行動に大きな影響を与えていることが分かっており、一概に危険なものという認識は正確ではなく実は有益なウイルスも存在しています。僕もそういった自然科学が割と好きな方でウイルスについて学ぶとなかなか興味深いと感じます。
ウイルスに興味を持った方は『生物はウイルスが進化させた』もおすすめです。
ファクトフルネス
新型コロナウイルスのように未知のウイルスに対して人は想像を膨らませ不安が大きくなって過度な防衛、正義感を振りかざしてしまうなんてこともあるかもしれません。
現に自粛警察なんて言う皮肉めいた俗語まで生まれています。
事実は事実として正しく見る為に、必要なことは何か、それはデータ(事実)を見ることです。新型コロナウイルスに限らずおすすめしたい本です。
君たちはどう生きるか?
本書は学生の少年が日常の悩みを博学な叔父さんに相談しながら自分の中で答えを見つけてく物語形式で書かれている。2018年年間ベストセラー総合1位になっただけありなかなかためになる内容かなと思います。
自分の人生を生きるために必要なのは自分で体験し、自分で考える人生において大切なメッセージが分かりやすく伝えられています。
漫画版がおすすめです。
鹿の王
第四回日本医療小説大賞を受賞した本作は医療×ファンタジーの重厚なストーリーとしてリアルな「生」をテーマにした作品だと思います。謎の病により集団感染に恐怖していく民と病の原因を究明すべく奮闘する医術師の物語。
パンデミック作品として「ペスト」が話題になりましたがあれは正直読みにくい(笑)
個人的にはストーリーも面白いこちらの方がおすすめです。
カエルの楽園
百田尚樹が自身の最高傑作とまで言った現代版風刺寓話。
アマガエルが安住の地を求めて旅立った先に平和で豊かなツチガエルの国を見つけ出す。その国では3戒という絶対遵守の決まりがあったがその教えに疑問を抱く・・・。
本書が面白いポイントは風刺なので現代社会のモデルがあることです。
平和な国は日本、3戒は憲法9条・・・等々。盲目的に何かを信じすぎたり同調圧力が強すぎることに対する皮肉を感じました。
ちなみにコロナ禍をきっかけに今年の6月12日に「カエルの楽園2020」を出版。
複雑な人間社会をカエルという弱肉強食の世界で表現しているので政治等の話なども割と頭に入ってきやすいのかなと感じました。ページ数も少なめで読みやすいと思います。
不安を力に変えるゆるっと哲学
コロナを抜きにしてもストレス社会と言われる現代において不安がある人も多いと思います。本書は様々な不安に対して漫画と解説文で哲学者たちの言葉から人生を上手に生きるコツを教えてくれます。
漫画で描かれているので読みやすく様々なテーマを扱っているので漠然とした不安を抱えている方にもおすすめ。
アフターコロナ~見えてきた7つのメガトレンド
ビフォーコロナからウィズコロナについて解説してあり、アフターコロナはどうなるのかといった点についてまとめられている。
中国から始まったコロナウイルスからだいたい日本が緊急事態宣言を発令した5月までのことについて時系列を整理して取材に基づいたデータを分かりやすくまとめられています。
コロナウイルスが社会や個人にどういった影響を与えたのか?
そしてこれからはどういった変化を見せるのか?
という新型コロナウイルスによる人間社会に与える影響を30人の論客という様々な専門家等が予想したアフターコロナのあり方がなかなか面白かったです。
ビジネスリーダーや個人投資家に特におすすめかなと思います。
最後に
コロナ禍の中でのおすすめ本という形で紹介しましたが・・・共通している点としては正しい知識で判断できるように情報化社会で溢れている情報を整理して自分の頭で考えて、行動するよく言われていることだとは思いますがこれが大事なんだろうなと思いました。